※長いので略しました。
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【PC紹介】
■スクード=スクアドラ PL:ピロ
ウォリアー/アコライト ネヴァーフ 16才
戦士として戦いつつ、≪プロテクション≫等の魔法で味方を援護する。
名実ともにパーティの盾であり剣。
PC1としての特性を隠し切れていないのはプレイヤー補正ゆえか。
■ベリー・クレソン PL:ポチの助
メイジ/サモナー ヒューリン 13才
≪エアリアルスラッシュ≫メインに攻撃する魔術師の少女。よくあわあわしている。
2Eから厳しくなったMP管理に悩む「月光のクレイオ」のギルドマスター。
がんばれー。
■カルチェロ PL:なちこ
シーフ/レンジャー ヴァーナ(アウリラ:兎族) 25才
狩人を生業とする傍ら冒険者を営む狩猟系女子。
頼りになるみんなのお姉さん的存在。年齢について細かく言ってはいけない。
シーフ兼アタッカーで、遠くから弓でバシュバシュ狙い撃つ。ぐぎぎぎ。
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ここから先は「エリンディルアドベンチャー」と
「赤い手は滅びのしるし」のネタバレが含まれます。
詳細は若干変更・ぼかしていますが、遊ぶ予定の方は読まないことをお勧めします。
【今回予告】
グランフェルデン近郊のバイコルク村は、街と交易などのやり取りがある小村である。
だが、近頃それが途絶えているという。
街中で広まる妖魔の噂。
果たして、それが現実のものになろうとしているのか。
アリアン2Eで赤い手(もどき) 第1話
「嵐の前触れ」
冒険の舞台がキミを待つ!
※読みやすさを考慮し、言葉を補ったり重複をまとめている箇所があります。
あと、GMの口調を若干変更したり。導入もあるため今回は特に長めです。
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あれから、少しの時間が過ぎた。
グランフェルデンの街中で、ベリーは市に来たソルカと再会する。
仲良くおしゃべりして、ブロウや村の話などを聞いたり。
ソルカ「でね、村長の(※以下自粛)……」
ベリー「すいません、今すごい大切な情報を聞いたような」
ソルカ「(口を押えて)あ、ごめんなさい私ばっかり……。話し過ぎちゃったね」
ベリー「いやおねーさん、すごく楽しいから。もう1回……!!」
こんなやり取りもありつつ、また会う約束をして別れる2人。
―だが、次の市にソルカの姿はなかった。
ベリー「どうしたんだろう……」
近くの宿「竜の骸骨亭」主人のガウルテリオから「どこかの村が妖魔に襲われたらしい」
との噂を聞き、神殿へ向かうベリー。
カルチェロが、騎士団の友人マークから「最近妖魔が多い」との話を聞きつつ、
彼が不良にカツアゲされそうになった所を謎の女性騎士(レティシア)に
助けてもらった話を聞いたり。
スクードが、トーナメントで禿頭の戦士(CV:若本規夫)と戦って優勝、
グランフェルデンの王女であるレティシア・グランフェルデンから直々に
「バイコルク村の調査」の依頼をされたり。
何だかんだで神殿に集結。
神殿にて、神官アリエッタから、レティシアからの正式なものとして
「バイコルク村の異変の調査、対処」を依頼される一行。
妖魔が出たと震える商人を落ち着かせつつ話を聞く。
妖魔に襲われた村の噂は街に広がりつつあり、このままでは人心を惑わしかねない。
だが、明確な情報があるまで騎士団を動かすわけにはいかない。
村を調査し、もし異変があれば対処を願いたい、というものだった。
依頼を承諾した一行は、急ぎグランフェルデンを後にするのだった……
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薄暗い中村に到着すると、村は静まり返っていた。
見張りの妖魔…フォモールに奇襲をかけ、倒した後に敵の構成などの情報を聞き出す。
村は既に妖魔に占拠されていた。
妖魔「お前らも、いずれシャカール様にやら……ぐふっ」
とある伏線(?)を覚えていたため、戦闘を有利な状態で進める一行。
スクード「≪エンチャントウェポン≫って(ダイス)振るんでしたっけ?」
ベリー「うん、ファンぶらなければ大丈夫~」
カルチェロ「ダメ―、その言葉は言っちゃダメー!(笑)」
ベリー「(振る)……フェイトで振りなおしまーす!」
……などという一幕もありつつ。
捕らわれた村人を、時折MPポーションをせびり感謝のしるしとして
受け取りつつ開放していく。
(戦闘終了後)
GM「では、フォモールメイジはゆっくりと倒れこむようにして、川にザバン!と」
スクード「まて行くなー!ドロップ品流れんなーー!!」
GM「あ、振っていいよ」
スクード「(振る)9!」
GM「えっと……フォモールの毛髪、100G」
スクード「やったー」
GM「じゃ、引っ張った髪がこう、ブチブチと……(笑)」
スクード「イヤー!気分は完全に羅生門じゃないですか、ヤダーー!!」
みんな「(老婆風に)この髪を抜いてな、この髪を抜いてな。かつらにするのじゃ……」
読んだよね……みんな。
救出した村人から、村を襲った妖魔のリーダー、隻眼のフォモールのシャカールが
狩りにソルカを連れて行った、との話を聞く。
スクード「何だと―!!」
途中、人に化けた妖魔という狡猾な罠を仕掛けられつつもカルチェロが見事看破。
妖魔「かからなかったか、あと少しだったところを。あのネヴァーフのようにはいかなかったか……」
スクード「てめえぇぇぇ!!」
気付かなければ不意打ちできたのに……(byGM)
その後、ソルカを救出する一行。
スクード「ソルカさん、大丈夫……?」
ソルカ「あ、ありがとう。だいじょ…(PCを見て)大丈夫、ですか……?」
みんな「はは……」
ここまででベリーはトラップにかかり、戦闘不能になっていた。
容赦の文字が見えない公式の殺意に戦慄する一行であった。
スクード「あの、1LV冒険者ですからね、我々!」
GM「いや、まあ公式だから」
スクード「くそ、これだから!」
GM「いや~辛いなあ~~」
スクード「GM、すごく……いい顔です……」
このやり取り、確か2、3回位あったような。
ここでもブロウの姿は見えず、行方を案じながら奥へ進もうとしたその時。
村を襲った妖魔の首領、隻眼のシャカールと遂に対峙する。
PLいわく、イケメン(妖魔)。
片目を覆う眼帯を外すと、ギラギラと輝く片目があらわになる。
不気味なその光を見ていると、全身の力が抜けていくようだった。
シャカール「見える……見えるぞ、お前の弱点がな!」(特殊能力使用)
GM「【精神】で抵抗」
スクード「はい?」
(振った結果、抵抗できず)
GM「では、物理防御、魔法防御をマイナスして下さい」
スクード「アホですか!?」
GM「で、さらに≪連続魔法≫行きまーす」
スクード「馬鹿じゃないの、馬鹿じゃないの!?」
中n…特殊能力と、PC側のMPがかなりきつい状態になっていたせいもあって、
この戦闘は長引いた(5~6ターン程度)。
ギルドサポート≪祝福≫を使用してもMP切れになったベリーが前に出て撃沈(2回目)。
終いには、スクードが前方で回復する盾(?)になり、後方からカルチェロが弓で
バシバシ攻撃するという状態に。
2人「ねーさん、頑張ってー!!」
カルチェロ「何だこの流れ―!(笑)」
長い戦いの末、シャカールは倒れた。不吉な言葉を残して。
シャカール「この国はもうすぐ俺たちのものになる……見ているんだな……」
一夜明けて村は解放され、村人たちは一行に感謝の言葉を述べるのだった。
だが、やはりブロウの姿はなく、村人も幾人か姿が見えないという。
妖魔の言葉からすると「北の砦」へ連れて行かれたのではないか。
その辺りは、以前ミラ村があった場所だという。
十数年前に妖魔に襲われ、今は廃村になってしまっているが……
村長、そしてソルカから、改めてブロウと他の村人の救出を依頼される一行。
マーク「これは一体…あわわわわ。み、みなさん、ごごごご無事ですか!?」
調査係として駆けつけたマーくn…マークに、グランフェルデンの騎士団への
伝令役と、騎士団の派遣を要請するよう頼む。
見送る村人とソルカに笑顔で応え、一行は廃村ミラ村を目指して
街道を北へ進むのだった……
妖魔が口にした「砦」とは?
廃村ミラ村で、いったい何が行われているのか?
果たしてブロウや村人たちは無事なのか?
待て次回!
次回もカツカツです (>_<)
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≪ GMサイド ≫
・NPCを追加したり色々。
そのせいもあって今回予告、ハンドアウトがほぼ使えないことに。
なるべく生かしたつもりですが、申し訳ないです。
元々はリプレイ(セカンドウィンド)の面子が出たりするんですが、みんな知らないし……
という事で。
・逆に、戦闘や罠などはほぼ変更なし(3人用に変更済)。
「ARAの公式シナリオはガチ」と聞いたことがあったのですが、ガチでした。
まあシナリオに書いてあるし。仕方ないよね!(涙をぬぐいながら)
・具体的には、戦闘は全部で5回。多い。
いつから戦闘が3回だと錯覚していた……?
(こちらの環境では、3回程度が時間的にも適正ということが多いです)
・これからの展開はだんだん「赤い手」寄りになっていきます。
ただ戦闘などについては、工夫しつつなるべく「エリンディルアドベンチャー」に
基づいたものにする予定。
全部終わったら「ここをこんな感じに変更」等書きたいなと考えております。
↓戦闘など↓
・旧版のバランス感覚で「敵少なくない?楽勝じゃない?」と心配していたんですが、
そんな事はなかったぜ。
ただこれ、初心者向きのシナリオではないような……。
・2Eのバランスの感想として、1LVから火力含めて下方修正された感じです。
特にMPが結構きついようでした。
まあ、旧版の一部のクラス/スキルが強すぎたんですけどね……
≪ファミリア≫取れば実質MP制限なし、とか≪ダンシングヒーロー≫とか……。
おかげで「≪インテンション≫のせいで後衛の方が前衛よりHP高い」のような事態が
発生してしまったりしていたので、旧版のような豪快さには欠けますが、
2Eのバランスは妥当だと思います。 今のところ。
・スクウェア戦闘ルールは案外難しくなかったのではないかと。
部分遮蔽がちょっと分かりづらいかな。
↓他の事↓
・公式シナリオ、案外誤植多いなあ……と。1シナリオでも2箇所ありました。
一応HPのエラッタチェックしておいたんですが、無かったですし。
まだあるのかも。
▼今回のGMエラッタ
・最終戦闘でのフォモール1体忘れてた。ああ。
・≪アースバレット≫のバッドステータス忘れてました!すみません……!!
次回から適用します……本当に何でだろう。
▼今回の言えなかった言葉
ボスである隻眼のフォモール、シャカールさんの倒された後の言葉。
詳細はネタバレのため回避してみる。
……言えませんでした。
すみません……
ちょっと、その…… ポエミィ って言うか。
シャカールさん……
ちゃんとカッコいい声で言えれば良かったんですが、自信がありませんでした。
決め台詞言えなかったこと、どうか許してね(某歌より)。